「ブライアン・メイ レッドスペシャル誕生60周年」 勝手企画
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レッド・スペシャル・・・ 1976年、小学5年生でクイーンファンになった私にとって、ブライアン・メイ自作のレッドスペシャルは憧れであり、謎につつまれたミステリアスな存在でした。
近年、公認・非公認ビルダーらの情報により、多くの謎であったそのヴェールがどんどんはがされてきました。
若い頃、レッドスペシャルについて多くの空想を膨らませてきた私にとって、嬉しいことである一方、そっとしておいてほしいような複雑な心境です。
しかし、物理的にレッドスペシャルの内部が明らかになっても、設計当初の内面的な部分はまだまだ謎が多いのです。 成功とともに話題が先行してしまったため、ブライアン・メイ本人も今となっては語れない部分も多いのではないでしょうか。
1963年頃に「レッド・スペシャル」が完成してから早くも55年経ちます。
映画「ボヘミアン・ラプソディ」の大ヒットで、いまだにクイーンサウンドは世界中で愛されています。
クイーンをコピーするバンドはたくさんありますが、レッドスペシャルのコピーモデルを持ってクイーンを演奏する人は殆どいません。
「レッドスペシャルはブライアン・メイが持ってこそ」
「レッドスペシャルはクイーンを弾くためだけのもの」
「レッドスペシャルのコピーモデルを持って人前に立つのは恥ずかしい」
完全なレプリカとは一線を画し、いくつかの点を改良し、デザインもアレンジすることによって、もっと普及するポテンシャルがあるギターだと思います。
ブライアン・メイ本人がプロデュースしたいくつかのモデルは、レプリカとするか、廉価コピーモデルとするかで性能面・価格面の妥協点の設定が難しく、ファンの要望と商業的な制約とで中途半端なものとなってしまったように思います。 もちろん、高価なレプリカを手にできないファンの受け皿となった点ではとても意義のあるものです。
たとえ若干デザインや機能が変わったとしても、レッドスペシャルの精神を引き継いだギターを、若手や有名ギタリストが使ってレッドスペシャルを普遍的なものにしてほしい・・・と切に願います。
レッドスペシャルの完全なレプリカは公認ビルダー・工房の領域として、
私はレッドスペシャルを新たな解釈で工夫してみたい!
ブライアン・メイの全トーンバリエーションはもちろん、さらに一般的にもっと「使える音」もスマートに出せるギターを、限りなくリーズナブルに作ってみたいと思いました。
しかし、いきなりゼロから自作するのはちょっと無謀です。
そこで、先ずはレッドスペシャルの良い点、欠点を少しでも知るために、市販のコピーモデルを大改造し、外観を本物に近づけるとともに、トーンバリエーションはレッドスペシャルを遥かに凌ぎながら、オリジナルの音でもBURNS(バーンズ)やBRIAN MAY GUITARSと同等以上のものを作る事を目標としました。
この改造モデルを 「STARFLEETスペシャル」
として、練習も兼ねて試作してみました。
※トップ画像は私が所有しているQUEENブートレッグのジャケットです。左側は、1974・1975年ロンドン公演の「High Voltage」、右側の卑猥(?)な絵は、1976年日大講堂公演を収録した「GEISYA BOYS」。 懐かしい方も多いのではないでしょうか。